麗水
一、地理位置 麗水市は浙江省の西南部の浙閩両省の境に位置し、東経118°41′~120°26′及び北緯27°25′~28°57′の間にある。東南は温州市と隣接し、西南は福建省寧徳市、南平市と隣接し、西北は衢州市と接し、北部は金華市と境を接し、東北は台州市と連接している。市政府は蓮都区に駐在されている。温州まで126キロ、金華市まで122キロ、杭州まで292キロ、上海まで512キロが離れている。
 二、地形
麗水市は中山、丘陵地形を主とし、地勢は西南から東北に向けて傾斜し、西南部は中山を代表とし、低山、丘陵、谷状のくぼ地も有る。東北部は低山を代表とし、たまに中山と河谷盆地もある。全市土地の面積は17,298平方キロ、その内に山地は88.42%を占め、耕地は5.52%を占め、川、道路、村等は6.06%を占めており、「九山半水半半田畑」の地区である。本市山脈は武夷山系に属し、主に仙霞岭、洞宫山、括苍山があり、西南から東北方向へ向かって走っており、別々に西北部、西南分及び東北部までへ伸びている。海抜の1,000メートル以上の山は3,573ヶ所があり、その内1,500メートル以上の山は244ヵ所で、龙泉市鳳陽山黄茅尖の海抜は1,929メートルで、慶元県百山祖の海抜は1856.7で、それぞれは浙江省の第一、第二高峰となっている。 三、江、小河、湖、泊
麗水市の境内に甌江、銭塘江、飛雲江、霊江、閩江、交溪等の水系が有り、山脈と平行して走っている。仙霞岭は甌江水系と銭塘江水系の分水岭で、洞宫山は甌江水系と甌江、飛雲江、交溪との分水岭で、括苍山は甌江水系と霊江水系の分水岭である。各川の岸の両側の地形は高くて険しくて、江の源が短くて流れが早くて、川の床の切断が深くて、水位が大きく上がったり落ちたりしており、山溪性河流に属されている。落差が大きいことにより、水力資源は豊かである。甌江は全市の第一大江で、慶元県と龍泉市の境を接している洞宫山锅帽尖の西北麓から生まれ、西から東へ向かって境界線を通過している。主流の長さは388キロで、境内の長さは316キロで、流域面積が12985.47平方キロで、全市の総面積の78%を占めている。甌江上流である龍泉溪の紧水滩発電所貯水池すなわち仙宫湖は面積が43.6平方キロで、全区で最大の人口湖である。
四、都市気候
麗水市は中亜熱帯季節風気候に属し、四季分明、暖かくて湿潤で、雨量豊富、霜の降らない期間が長くて、明らかの山地立体気候を持っている。年平均気温は18.3~11.5℃で、平均年日照は1,712~1,825時間である。霜の降らない期間が180~280日である。平均降雨量は1,400~2,275ミリである。海抜400メートル以下の地帯は3月中旬~下旬に春に入り、5月末~6月上旬に夏に入り、9月中旬~下旬前半に秋に入り、11月下旬~12月初旬に冬に入る。春は72~88日で、夏は102~116日で、秋は63~69日で、冬は105~124である。海抜が100メートル高くなれば、平均的に春に入る時間が2~3日、夏に入る時間が3~4日遅れて、遅れて秋に入る時間は3~4日、冬に入る時間は2~3日早くなる。ようするに、春は1日ぐらい延長、夏は7~9日短縮、秋は2日ぐらい延長、冬は4~6日延長となる。春:天気の変化が速くて、気温の起伏も大きくて、陰雨、雹、大風が多い。夏:夏初梅雨時期に雨量が集中し、豪雨も多くて、洪水災害もある。夏に台風影響によりたまに一部地域へ雷を伴うにわか雨をもたらす以外に、天気は晴朗で炎熱を主特徴とし、日照が強くて、気温が高くて、蒸発が速くて、乾燥気候が常にある。秋:雨季が短くて、爽やかで乾燥気候が多い。冬:西北気候風が多くて、寒くて乾燥で、北方より南へ向かって寒気が行って、霜害と雪の天気が多い。
乾湿の2季節が明らかである。春の気温の回復が速いが、不安定で、春末夏初に雨水は集中し、たまに雹が降り、大風がある。夏は長い上で熱くて、雨量は気温と同期上昇し、常に乾燥している。秋は涼しくて、空気は湿潤であるが期間が短い。冬は晴朗で寒くて乾燥しており、大気圏は穏やかである。年間に渡って、総合的の高熱水条件が優越であるが、時空分布にずいぶんむらがある。盆地小気候が多様で垂直で一定の差異がある。高熱水等の要素が分布不平均により、災害性の気候も頻繁的で、冬は凍害、大雪に見舞われ、春と秋は低温陰雨で、梅雨期に洪水が出て、夏は高温、秋は乾燥等というのは、本市の主要気候災害である。
金華の熱量資源が豊かで、市内の年平均気温は17.5℃で、最低気温は1984年に発生した16.6℃で最高は2005年に発生した18.2℃である。然し、熱量資源の分布にむらが有り、1月の気温は最も低くて、歴史上で金華にあった極端の最低気温は1977年1月6日の‐9.6℃である。7、8月度の気温は最も高くて、歴史上で極端の最高気温は1961年7月23日の41.2℃である。
五、歴史文化
麗水は歴史悠久で、考古資料により4,000余り前に既に人類活動の足跡が残っていた。隋朝开皇九年(西暦紀元589年)に処州を設立し、592年に括州へ名付けなおされた。607年に永嘉郡へ変えられた。唐朝武德四年(西暦紀元621年)に改めて括州へ戻れた。779年にまた処州へ変えられた。元代至元十三年(西暦紀元1276年)に処州路に変えられて、1359年に安南府へ変えられた。その後にまた処州府に変えられた。明代景泰三年(西暦紀元1452年)から処州府は麗水、松陽、縉雲、青田、遂昌、慶元、宣平、雲和、景寧等の10県を管轄していた。1911年辛亥革命の後に処州軍政分府を設立した。民国元年(1912年)に処州軍政分府を廃止し、前後に甌海道と麗水、第九、第六、第七行政督査区より管轄され、麗水、松陽縉雲、慶元、宣平、景寧、雲和等八つの県が管轄された。1949年5月に開放し、10月に麗水専区を設立し、1952年に専区を廃止し、各県は別々に温州、金華、衢州専区の管轄へ編入された。1963年5月に麗水専区へ立ち直って、麗水、青田、縉雲、遂昌、雲和、龍泉等の6県を管轄していた。1968年に麗水地区に変えられて、1978年に麗水地区行政公署を設立した。その中:1973年に慶元県を回復し、1982年に松陽県を回復した。1984年に景寧自治県を設立し、1986年に麗水県を廃止し、県級麗水市を設立し、1990年に龍泉県を廃止し、龍泉県を設立し、2000年に県級麗水市を廃止し、蓮都区を設立した。2000年7月19日に行署建制を廃止し、麗水市を設立し、蓮都区、龍泉市及び青田、縉雲、雲和、慶元、遂昌、松陽、景寧等七つの県を管轄した。
六、資源物産
麗水の資源は豊かで、特産物が多い。森林、水エネ、農業副産品、鉱物、野生動植物等の5大自然資源の総量は全省の首位を占めている。全市にわたって、植物が3,800余り種類あり、厚朴、元胡、茯苓、白芍等貴重漢方薬材の主要産地である。脊椎動物は505種類あり、国家重点保護動物の華南虎、ニホンジカ等60種類をもっている。鉱物資源は豊かで鉱物に57種類があり、その内に、葉蝋石の貯蔵量は全国の3/1を占めている。遂昌金鉱は浙江省において最大の金鉱で、缙雲沸石鉱は全国において最大の工業利用価値のある沸石鉱である。伝統的の工芸品は国内外に渡って名を馳せている青田石雕、龍泉宝剣及び青磁、雲と木製玩具、遂昌黑陶等ある。各県(市)においてそれぞれ特色のある地域優勢が形成され、六つの県(市)はそれぞれ特産物の郷が評価されている---中国 オレンジの郷、中国 シイタケの郷、青磁の郷、中国宝剣の郷、中国石彫りの郷、中国木製玩具の郷である。 |